並んでくれる。待ってくれる。その価値があるか?
「コーヒーを淹れて欲しい」
今日はスイーツフェスティバル&GOGOフェスタと言われる
丹波最大級のイベントに出店させていただいておりました。
確かにコーヒーを淹れて欲しい。とのオーダーだったのですが、
朝の準備時間からイベントの終わる寸前まで。
10:00から14:50(15:00終了)まで、
ずっとずっとお客さまが途絶えることなく
コーヒーを淹れさせて頂きました。
トータル推定ですが150杯以上。
東京銀座で働いていた以来の、杯数で、
とても楽しかったです!!
さて、ここでふと疑問に思うのです。
何分、何十分と並んで待ってくださる。
そして、得られるは「一杯のコーヒー」
果たして、お客さまは満足していただけたのだろうか?
その答えは、
以外と早く教えていただけることに。
はじめはずっと紙コップで対応させて頂いたのですが、
途中で無くなってしまい、
カップでお渡ししておりました。
紙コップなら、
どこかで捨てて終わり。
でも、
カップだと、
また返しに来てくれる。
そこで、
みなさん一言
「美味しかったよー」
「初めてストレートで飲めました!」
「えへ、実は美味しかったので二回目」
なんて言葉の贈り物を届けてくれるのです。
その言葉の贈り物が、
お客さまは満足していただけたのだろうか?
という疑問をすっと解決してくれました。
確かに、待ってもらうことになりました。
でも、
その待った分を差し引いてでも
「美味しかった」とわざわざ目を合わせて声をかけてくれる。
それが全てなんじゃないかと思います。
通りがかりの方には、
人がすごいねー
と言ってくれたのですが、
嬉しいのは「人の多さ」じゃないんです。
どれだけ人が多かろうが、
一杯のコーヒーの価値は、
その一人一人の方のもの。
その一人一人の方が、
「声をかけてくれる」
このことが最高の喜びで、エネルギーになる。
たった5時間。
ですが、とても濃密な一日でした!!
参加するにあたり、多くの方に協力を頂きました。
本当にありがとうございました!
特にカップを洗ってくださった救世主の女性4人組。
お名前も伺えず、残念です。ありがとうございました!!
そして、
「待つ」にもかかわらず、会いに来てくださったお客さま。
初めましてのお客さま。
ありがとうございました!!
ずっとコーヒー淹れるって、
ほんと楽しい。
バリスタしてて良かったなー
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