5周年を迎えて。
「笑顔が見たい」と5年間で何度言ってきたかわからない。
お客さまに笑顔になってもらいたいのではなく、
私たちが、お客さまの笑顔が見たいのです。
それは、
「お客さまが笑顔になる」という
結果は同じなのですが、言葉の意味が大きく違うのです。
それは、
自分ごとなのか、そうじゃないのか。
私たちは、
私たちがお客さまの笑っている顔が見たくて、できることをできるだけ全力で行っています。
それは創業時から一ミリも変わらない。
すべて、自分ごとなのです。
全力でお客さまの笑顔を追い求めるからこそ、
気がついたら、目の前のお客さまが笑顔になっていた。
そんな自己中心的な考え方で
5年という月日を迎えれたのも、理解あるお客さまのお陰です。
誠にありがとうございます。
ma-noは決して、多くの皆さまに好かれるお店ではありません。
理解あるお客さまにだけです。
お客さまにへりくだることもなく、お客さまを神様とも思っておりません。
いつでも対等で、
笑顔を見させていただく代わりに、美味しいものをご提案させていただきます。
笑顔を見させていただく代わりに、面白い企画を企てます。
笑顔を見させていただく代わりに、人とものとことを繋いでいきます。
あくまでも、関係性は対等。
それを良しとして感じてくださるお客さまのための場所。
日本という国では、山ほどカフェがありますし、お店がある。
それを選ぶ権利が、お客さま一人一人にはあります。
山ほどあるカフェの中から、
私たちのカフェを選んでくれるお客さまが
より笑顔になってもらえることだけに注力しています。
ma-noは人も、資金力も、規模も大きくありません。
できることも少ない。だからこそ、そこだけに振り切っています。
5年続けてわかったのですが、
ma-noは急激に大きくなったりしないということ。
身の丈にあう成長をコツコツしていくタイプらしいです。
ここだけの話、
創業時は3年後には2店舗目、5年後には住宅兼店舗の3店舗目と構想はあったのですが、
丹波の土地でやっていくうちに、もっと面白いことを思いついてしまったようです。
丹波にあるcafe ma-noを軸に
「つながり」を発信していくこと。
店舗を増やし、待つのではなく、来て欲しい。というところに行く。
旅をしよう。
人が旅をするように、
カフェが旅をしたっていい。
(これ、今思いついたので、スタッフも知らないです。笑)
いけるかいけないか、できるかできないかじゃなくて、
やろう。
まぁ、しばらく旅は、定休日の木曜日だけですが。
5周年のまとめをしようと思ったら、
また思いついてしまいました。笑
最後に、
これからも、面白いことをご提案できるようにスタッフ一同全力で取り組んで参りますので、
どうぞ、末長いおつきあいよろしくお願い申し上げます。
5周年を迎えるにあたって多くのお店や人に助けて頂きました。
お一人お一人にお会いして御礼すべきところですが、
この場をお借りして御礼申し上げます。
誠にありがとうございます。
cafe ma-no
店主 北 信也
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