ma-noが毎日変わる理由。
ma-noは「全く同じ」日がありません。
毎日、どこかが変わり、増えたり、減ったり、整頓されたり、あえて散らかしてみたり…
それは、
毎日来てくれるお客さまにも、
毎日「変化」を楽しんでもらいたいと考えているからです。
変化とは、成長そのもの。
お父さん、お母さんが、子供の成長を愛でるように、
おじいちゃん、おばあちゃんが、ガーデニングや盆栽で草木を愛でるように。
「成長」する何かに、人は「愛でる」感情を持つんじゃないかな。と店主は思うのです。
だからこそ、
毎日変化させる。それが、食であり、コーヒーであり、木工であり、イベントであり。。
毎日来てくれるお客さまにも、毎日ワクワクしてもらいたいから。
だから、私は毎日何かを作っているし、レイアウトを変えているし、イベントを考えている。
その毎日来てくれるお客さまと、
「次は何してるんだ?」
「見てください!!これ作ったんですよ!すごいでしょ?」
「お。これ前からなかったよな?」
「良く気づきましたね!さすがですよ!!」
「次はどんな面白いこと考えているんだ?」
「聞いちゃいますか?それは…」
なんて、その方と会話をするのが楽しみで、驚かせたくて、楽しくなってほしくて。
私が、とても思いつめている時も、
「君が思っている以上に、君の存在は揺るがないし、気にしているのは君だけだ。」
と、声をかけてくれました。
その言葉のおかげで、とても救われたことを今でも鮮明に覚えています。
言葉一つで身体が軽くなったのです。
毎日来てくれているそのお客さまのことが、私は好きでした。
オープンしてから間もないころから、ずっと通ってくださって、
一日ほとんど誰もいらっしゃらないような、そんな日でも、会えて、話せる。
その時間が、あったからこそ3年を迎えることが出来たと思うのです。
最近、来られないなと思っていたら、
今日来られない理由を知りました。
そして、
毎日目には見えないけれど、
毎日見てくれていたんだな。ということを知りました。
私は、そのお客さまと、「今」は会話をすることが出来ないけれど、
いつになるかわからないけれど、必ず再開する。その日まで、
会話は出来ないけれど、「見て」もらうことはできる。
きっと今でも
「次はどんなワクワクを見せてくれるんだ?」と言っているに違いないと思うのです。
あっちの世界から指をくわえて、
私たちの面白いワクワクする「何か」を見せてやる。
もう。
勝手に一人で行っちゃうんだから。
あと一杯だけでいいから
うまいコーヒー淹れてあげたかったな。
ma-noは毎日、変化する。
それは、これから先も変わらない。
次はどんな面白いことしようかなー
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