ええもん食わしてやりたいんや。
子供が丹波離れる前にな、
丹波でええもん食わしてやりたいんや。
二人の娘さんの節目。そのお祝いにと
ご予約を頂いたのです。
「ええもん」というのは、ただ単に「高い」ものではなく、
純粋に「美味しい」と感じれるもの。
それが、とうちゃんの「ええもん」
丹波を離れるからこそ、
丹波で、丹波の「ええもん」を食わしてやりたい。
そのお話を伺ったとき、
純粋に嬉しかったのです。
業界的にいえば、
ma-noはカフェで、さらに言うとコーヒー屋さん。
にもかかわらず、
大切な節目の大切な日の
晩餐に選んで頂けたこと。
気持ちとしては、
娘さんたちにとっての
「丹波代表」という気持ちでディナーもケーキも作らせて頂きました。
一人一人に
ホールのケーキをプレゼントしてしまう
とうちゃんの姿は男らしさ、人としての器の広さを感じてしまいました。
さらに、奥様にも。
カッコイイ。。。。
娘さんたちが、これから大切な人に
どんなプレゼントを頂くかはわかりませんが、
なかなかとうちゃんのハードルを越えるのは難しそうです。
「ええもん」
人によって「ええもん」の基準は違うと思うのですが、
私たちが考える「ええもん」は、
誰かの想いが分かる「素材」です。
誰が、どんな思いで作られているのかを、
分かるか、わからないかは、
大きく左右されるんじゃないかと思うのです。
家族が揃って、笑顔が溢れる時間。
その時間に少しでも携われたことが、
私たちにとって一番嬉しいですね。
いちごのケーキ。だけじゃない。ザッハトルテも。
さらにフルーツもりもり。
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