普通。ってなんだ?
「普通」というのは、不思議で便利な言葉で、
実はあいまい。
店主が考える「普通」という言葉は、
物事の総数の大多数を占めるのを「普通」と
捉えているのではないかな。と思うのです。
で、
最近、何キロも仕込んだ「栗」の話。
丹波の栗、#丹波栗 というのは、もはや丹波を代表する秋の味覚。
それを、たくさん皮をむき、ゆっくりゆっくり、味を染み込ませて作る
「渋皮煮」
数が多いから「普通」に感じてしまうのですが、
冷静に考えると
「普通」じゃない大きさなのです。
ケーキが小さいわけじゃなく、
ただただ、栗が大きいのです。
そんな栗を使ってバースデーケーキ作ってみました。
「普通」という言葉も
何気なく使っていますが、
もはや何が「普通」で何が、「普通じゃない」かって、
わからないものですね。
丹波では、この栗が普通だけど、
丹波以外では、この栗は普通じゃない。
栗は何も変わっていないのに、
環境が変わるだけで、
人が変わるだけで、物事は変わる。
なんて、大きな栗を毎日みながら、考える今日この頃なのです。
明日はこの栗で何作ろうかな??
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