ma-noがあること@空間を作ること
「涙と笑顔」
悲しいことがあったんだろう。
なにもわからないし、
なにもできない。
だからこそ
「大丈夫?」と声をかける。
だって、それしかできない。
大丈夫です。と答える小さく、しずんだ声。
大丈夫じゃないじゃん!
時間をかけながら、
話したいな。と思ってもらえるまで待つ。
どうしたの?
オーダーを聞いて、ケーキをお皿に盛り付けながら、
少しづつ少しづつ。
うん。うん。
聞くだけしかできない。
でもね。
ケーキってすごいんだよ!
甘いものは、人を幸せにする力がある。
聞くことしかできないけど、
美味しいケーキを出すことはできる。
カプチーノと、気まぐれケーキ。
たった2つ。
その二つだけど、
その方にとって、
「笑顔」になる素になったと思う。
素だからさ、
それだけじゃダメなんだけど、
それがあるのと、ないのとじゃ、大変さが違う。
小さな小さな「素」だけどさ、
あとは雪だるまを作る要領で
転がせばいいのさ。
小さな幸せが、どんどん大きくなりますように。。
扉を開けて入る時と
扉を開けて帰られる時の
表情の変化。
嬉しいな。と思う。
同時に、
「続ける」ことの大切さを思い出す。
ma-noが存在することで、
誰かの「何か」になっている。
その誰かも存在しているだけで、
誰かの「何か」になっているんだよ。
いつでもおいで。
いつでもma-noで待っているからさ。
さ。
明日はどんな出会いがあるのかな?
楽しみだな!
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