意思を伝えるのは、言葉だけじゃない。一杯のコーヒーの話

coffeeのこと 空間をつくること

2017.08.04

先日は、綾部にある聴覚言語障害センターに出張カフェをしにいかせて頂いたのです。

聴覚言語なので、

人によって様々ですが、耳が聞こえにくかったり、聞こえなかったり、言葉が話せなかったり。

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そんな中で、

コーヒーを淹れるだけではなく、コーヒーの面白さをお伝えする。

 

普段どれだけ「言葉」に頼りきっているのかをすごく痛感しました。

 

ただ、みなさん

言葉以外で、コミュニケーションを取ろう。という意思がある方が多く、

ボディーランゲージや、表情で、細部まで思いを汲み取ってくれるのです。

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ひきたての豆の香りを嗅いでもらったり。

 

 

ほとんどを施設の中で生活されている方々なので、

コーヒー屋さんでコーヒーをゆっくり飲む。ということも無いと伺いました。

 

ですが、多くの方が「コーヒーが好き」

コーヒーを淹れるときも、みなさん興味深々で見てくれて、

蒸らしの時の膨らみを、みんな目がふた回りほど大きくさせながら驚いてくれました。

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立ち見まででるという。

 

飲んだコーヒーも

「おいしい」と言葉で伝えられなくても、

「美味しい」と表情で伝えてくれる。

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最後の一口を愛おしく。

美味しいだけじゃなく、

それ以外にもたくさんの思いを伝えてくださってるようで、胸が熱くなりました。

 

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はじめは20人の予定が、あれよあれよとコーヒーの香りに乗って

 

 

あとあと、伺ったのですが、

1時間もの間、みなさんがゆっくり座ってお茶をする。ということは珍しいそうです。

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それはきっと、コーヒーの力。

 

ma-noに自力ではなかなか来れない方の元へ伺いコーヒーを淹れる。

これも、コーヒーの普及活動の一つであり、

ma-noらしい活動の一つかもしれません。

 

そんな活動をこれからもできる限りですが、できる限り行っていきたいと思います。

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手話で説明する渡部。

スタッフの渡部は元々こちら側のプロフェッショナル。

資格も持ち合わせており、手話もできる。

 

お問い合わせ頂ければ、施設等にも伺わせていただきますので、

お気軽にご用命ください。

 

一杯のコーヒーで安らぎと活力を提供する。

店主の前職のボスの言葉。

まさにこれだな。と感じた1日でした。

 

コーヒーを飲む。というのが大切なのではなく、

コーヒーを飲む。という時間が大切。

そこには、笑顔があるから。